長年にわたり、この街を見守ってまいりました私は、街が抱える課題に心を痛めておりました。年に一度の「水戸のあじさいまつり」以外に賑わいがなく、多くの方が「もう難しい」と諦めかけていることに心を痛めていたのです。
そのような中、黄磊氏が2023年3月23日に発表した「クリエイティブタウン構想」は、当初、留学生支援などグローバルな活動を模索していました。若い留学生や学生たちがこの街に心を寄せ、支援活動に取り組む姿に触れるうち、彼らの「若者の可能性」こそ、新しい風を吹き込むと確信しました。
この若い力が地域の活性化に繋がると感じ、私はこの街を知る者として、微力ながらもこの新たな挑戦を応援すべく代表に就任。2025年の法人設立を経て、現在は「クリエイティブ構想2.0」として、単発的ではない、地域に根差した持続的なまちづくりを進めております。
高齢化が進行するこの街で、若い世代のエネルギーと知恵を結集し、再び活気を取り戻すこと。そして、一年限りの賑わいではなく、日々の暮らしの中に喜びと可能性を見出せる、真に魅力ある街へと変革していくこと。それが、私の、そして私たちの心からの願いです。皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。